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子育てお悩み Q&A

歯の健康

    
Q1

小4の歯矯正を考えているのですが・・・

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小4の娘は上の永久歯が1本だけ内側に入り込んで生えています。矯正を考えていますが、どの時期にどういった方法でするのが良いのでしょうか?(福井市、40代母親)

A1

まず、お子様のお口の状態に関心をお持ちになり、非常に良い事ですね。娘さんの年齢としては、矯正歯科治療を始めていくには良い時期でしょう。治療方法には、取り外しの出来る装置を使う方法や、固定式の装置を使う方法があり、患者様のお口の状態や発育具合によって治療方法を選ぶ必要があります。一般的に小4くらいでは、ブラケットという歯に直接付ける装置には、まだ早い時期だと思われます。娘さんのかみ合わせの状態を診てもらうためにも、かかりつけの歯科医か、矯正歯科医にお気軽にご相談下さい。

小4の女子というと、一般的には永久歯と乳歯の混じった混合歯列期にあたりますが、全身の発育状態や永久歯のそろい具合に個人差が大きい時期です。同じ年齢でも、前歯と6才臼歯だけが永久歯の子供さんや、全て永久歯に生え替わっている子供さんもおられます。また、乳歯が残っていてもこれから急に永久歯に生え替わる場合もあります。内側に入っている歯がどの歯かにもよりますが、かみ合わせの具合によっては、かみ合っている歯や歯ぐきに害を与え、顎の動きに良くないこともあります。また、これからの顎の成長に問題が出る場合も考えられます。お母様が気にされているのは内側に入っている歯だけのようですが、専門的に診ると他の歯を含めて全体的に問題のある場合が多くあります。

矯正治療は、通常の歯科治療と違い年数もかかりますし、しっかりとした歯磨きも重要になります。治療方法や費用などについて、十分納得できる説明をお受けになってから矯正治療を開始されるようにして下さい。お子様の歯並びが良くなり、良い歯で一生を過ごされると良いですね。
(峰田 雅章 / 歯科医師)

Q2

歯磨きしても虫歯になってしまいました

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3歳の娘の頬が腫れ歯医者に連れて行くと、膿んで神経がやられていると言われました。虫歯になりやすいので、気をつけて歯磨きをし、2カ月ごとに歯医者でフッ素塗布をしています。炭酸飲料を与えたり、親が口づけをしたりすることはやはり避けた方が良いのでしょうか。(高浜町、30歳代母親)

A2

気をつけて歯を磨き、歯科医院でのフッ素塗布を行っているにもかかわらず、今回大きな虫歯になってしまい、さぞかしとても悲痛な思いをしておられることでしょう。 そもそも虫歯は、なぜ出来てしまうかと申しますと、代表的な原因としましては、①歯に住み着いている虫歯菌に、ショ糖(砂糖)が結びつくこと②だらだらとおやつを食べたり、ジュースを飲んだりとお口の中が常に汚れている状態が続くこと③酸性度の高い食品を摂取しすぎて歯が溶けてしまうことなどが挙げられます。例えば、習慣的に甘いおやつを一日に何回も食べ、喉が渇けばジュースで水分補給・・・これでは、いくら歯磨きしてもすぐに虫歯になってしまいますし、糖分の摂りすぎによる身体への影響も心配です。

ご質問にあります炭酸飲料は、一般的に500ml中に角砂糖が約10~15個分の糖分を含んでおり、さらに酸性度も大変高く注意が必要な飲み物です。他にも、スポーツ飲料、乳酸飲料も同様です。水分補給は、お茶もしくはお水が望ましいでしょう。

虫歯予防で一番大切な事は、日々の生活習慣の見直しであり、それに加えて歯磨き、定期的な歯科検診とフッ素塗布であるといえます。 子どもの歯を守ってあげられるのは、親をはじめとする家族です。生活習慣の変容は大変だと思いますが、少しずつ頑張ってみてください。 虫歯予防で一番大切な事は、日々の生活習慣の見直しであり、それに加えて歯磨き、定期的な歯科検診とフッ素塗布であるといえます。 子どもの歯を守ってあげられるのは、親をはじめとする家族です。生活習慣の変容は大変だと思いますが、少しずつ頑張ってみてください。
(佐野 朝美 / 歯科衛生士)

Q3

小学生の息子の口臭が気になります

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小学生高学年の息子の口臭が気になっています。歯磨きはきちんとしているのですが、大人のようにおなかの調子が悪い時などににおうのでしょうか。どうすればにおわなくなりますか?(鯖江市、30歳代母親)

A3

口臭とは呼吸で吐き出した息で、自分自身または他人が不快に感じられるにおいのことです。口臭の原因の90%以上は、口の中に原因があるといわれています。 その中でも、三大原因と言われるものがあります。第一は、目覚めた時やストレスを感じた時に起こる生理的口臭です。これは、睡眠や緊張などで唾液の分泌が少なくなり、自浄作用の低下のため一時的に口の中の細菌が多くなって発生します。その細菌が、においの元となる成分を産生して、口臭を起こすのです。生理的口臭の最も強いのが、起床時で口の中が渇ききった時間帯と言われます。

第二は、歯周病や虫歯により起こる病的口臭で、歯周病菌も虫歯菌も強い口臭を発します。第三は、にんにくなどの食べ物が原因となる外因性口臭です。この3つの中で、70%以上と1番多いのが生理的口臭です。ご子息の口臭もこれに属すると思われます。日々のはみがきを丹念に行い、増加した細菌を減らせばほとんど解消できるはずですが、歯肉炎や虫歯があれば、その治療も必要です。

口臭チェックの方法は、①朝起きてすぐ、乾いたコップに息を吐きためてにおいをかぐ、②舌苔(舌に付く白い苔のようなもの)があるかどうか見る、③歯科医院で、口の中の細菌や口臭をチェックしてもらう、の3つがあります。なお、実際には臭わないのに、周りが口臭を感じていると思い込む自臭症も多くみられます。  口の中に異常がないのに口臭が続くときは、副鼻腔炎やのどの病気、または胃腸や代謝性の病気なども考えられますので、耳鼻咽喉科・内科の受診もお勧めします。
(坂野 正仁 / 歯科医師)

Q4

子の歯並びを良くするにはどうすればいいですか?

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1歳9か月の次女は、乳歯がかなり生えてきているのですが、上の子よりも歯が大きくすき間がありません。乳歯がつまって生えていると、大人の歯に生え変わるときに、歯並びが悪くなると聞きました。何か予防できることはないでしょうか。(福井市、30代母親)

A4

乳歯がすき間(空隙)なくつまっていれば、大人の歯に生え変わる時に余裕が無くなる傾向はありますが、必ずしも大人の歯が並びきらないということではありません。乳歯の歯列での空隙の有無が、将来のきれいな歯並びを保証するものでもありません。

歯並びがよくなるかどうかは、永久歯の大きさ、アゴ(顎骨)の幅の成長具合によっても左右されます。特に、体の成長によって歯を支える顎骨が大きくなれば歯並びに対して有利になりますから、歯並びを悪くしない予防法としては顎骨の成長を助けてあげることが挙げられます。顎骨の大きさやかたちには遺伝的な影響が大きいのですが、その成長を促進や抑制する矯正装置によりある程度コントロールが可能です。でも、1歳9ヶ月のお子さんではまだ装置を受け入れることは難しく、少なくとも幼稚園の年長くらいまで待たれたほうがよいと思います。それまでは、よく噛んで食べることを教え、噛みごたえのある食材・調理法を心がけるなど、食事を通して顎骨の成長を図ることが重要です。 もう一つ大切なことは、虫歯などで乳歯を失わないようにすることです。生え換わり前に乳歯が抜けたり、大きな虫歯の穴で歯の形がなくなったりすると、隣の歯の移動などで歯並びが崩れていきます。

かかりつけの歯科医院で虫歯の予防と治療について管理してもらうとともに、歯並びについても早めに相談して、成長段階に応じた歯並びと咬み合わせの管理(咬合誘導)をしてもらうことをお勧めします。
(川畑 二紀 / 歯科医師)

Q5

あまり噛まずに丸のみするので心配です

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2歳の男の子ですが食べ方が下手なのか、あまり噛まずに丸呑みをする感じです。よく噛まない子は顎の成長が悪くなると聞いているので心配です。(坂井市 20代母親)

A5

最近、よく噛まない早食いの子が増えているようですが、顎の劣成長につながる可能性はあります。ここで考えるべきは離乳期・幼児期を通じて、量を食べさせることばかりではなく、食べる機能の発達を促すことです。離乳初期(5~6ヵ月頃)には口を閉じて飲み込む嚥下の動きとスプーンから口唇で食物をこすりとる捕食の動きを、離乳中期(7~8ヵ月頃)では軟固形食品を舌と上あごで押しつぶし唾液と混ぜることを習得します。咀嚼機能の習得は離乳後期(9~11ヵ月頃)で、軟固形の離乳食を上下の歯茎ですりつぶす動きが出てきます。しかし乳臼歯(奥歯)はまだ生えていませんから硬い食品や繊維質の食品をすりつぶすことはできません。このため、これら食品はつぶせないまま飲み込むこととなり、丸呑みの癖がつく危険性があります。

離乳完了期(12~15ヵ月頃)で上下の切歯(前歯)が生えているなら大きな食品を前歯でかじり取らせ、硬さに応じて歯を使う感覚と咀嚼筋の力の入れ方、そして一口量の調節を習得しますから、果物や赤ちゃん煎餅なども与えるとよいでしょう。幼児期前期の1歳半頃には第一乳臼歯が生え始め、硬く繊維質の多い食品でも咀嚼が可能となりますが、第二乳臼歯が生えそろう2歳半から3歳頃まではまだ注意が必要です。

歯の生え具合と口腔機能の発達には個人差があり、月齢のみで離乳期・幼児期の食形態を決めると噛まずに丸呑みへつながりがちです。かかりつけの歯科医院で歯と口腔機能の発達を調べてもらい、摂食指導を受けられたらいかがでしょうか。
(新家 信行 / 歯科医師)

Q6

出っ歯の息子、矯正しようか迷っています

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小学1年生の息子の歯並びが悪く、前歯が出っ歯気味です。歯の矯正はいつごろから始めるべきでしょうか?高額なのが悩みです。子どもが矯正器具を嫌がりそうで心配です。ほっておくのはよくないのでしょうか?(敦賀市、30歳代母親)

A6

歯並びの中でも出っ歯は、単に上の歯だけが前方に傾斜、突出ている場合と、骨格性の要因で上あごそのものが前に出ていたり、逆に下あごが小さく後ろにあることで上の歯が出っ歯に見えたりする場合など症状は様々です。歯だけが前に出ている場合は、これからの成長期において矯正治療で改善することが可能です。

通常矯正歯科専門の施設では、小学生から中学、高校生くらいまで長期の治療が必要と判断される時、すべての永久歯に交換する12歳くらいまでを一期治療とし、役割を終えた乳歯の抜歯や、今後の永久歯の歯並びの治療がスムーズに行えるよう、奥歯の位置を後ろにずらしたり、固定したりする治療等を行い、併せてあごの成長を観察していきます。その際必要な場合には短期間前歯の表側に装置を着けてでこぼこや隙間を修正したりします。その後、永久歯がはえ揃った時期に詳しい検査をして本格的な矯正治療(二期治療)を開始します。この時期の矯正治療ではすべての歯に矯正装置(ブラケット)が装着されます(およそ2年〜2年半)。矯正料金についてはご家庭の負担にならないよう、長い治療期間に合わせて分割納入を実施している医療機関もありますので、ご相談ください。

お問い合わせのお子様はまだ小学1年生ですので、焦って治療を開始する必要はないと思います。要因が骨格的なものか、歯が前に出ているだけなのか、矯正専門医で横顔のレントゲン写真を撮影して現在の症状を確認し、骨格の成長を観察しながら必要な時期に必要な治療をするといいでしょう。
(田中 滋 / 歯科医師)

Q7

乳歯が抜ける前に永久歯が生えた時はどうすれば?

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5歳の息子が、下の前歯の乳歯が抜ける前に、乳歯の裏の変な場所から永久歯が生えてきました。なぜでしょう?放っておくのは良くないのでしょうか?急いで乳歯を抜くべきなのでしょうか?(福井市、30歳代母親)

A7

乳歯の後ろから永久歯が生えた状態を見て、保護者の方はびっくりされたことでしょう。実は、歯科医院では日常的に最も多く受ける相談の一つです。特に下あごの前歯は最初に生え替わるものですから、我が子の状況に驚く親御さんも多いことでしょう。

乳歯が生え替わるメカニズムは、 ①乳歯誘導説・・・ある時期が来ると乳歯の歯根が自ら溶け始め、 後に続く永久歯を導くように動く。 ② 永久歯吸収説・・・ある時期が来ると永久歯が生えようと動き始め、乳歯の歯根を吸収しつつ交換していく。の二つが考えられていますが、いずれの場合も、永久歯の生えようとする力が大きな役割を担うと考えられます。

乳歯の真下から永久歯が生える場合は、乳歯の歯根が吸収してなくなっていきますが、乳歯の後ろから永久歯が生える場合は、乳歯根の後方部分だけが吸収して、ほとんど動揺することなく、永久歯と前後に並ぶ、いわゆる二枚歯の状態になる場合が見られます。今後の歯並びへの影響も考え、歯科医院にて抜歯するかどうか相談することをお薦めします。また、永久歯が生えてこない場合、のう胞(うみの袋)や過剰歯といった原因が疑われる場合もあり、レントゲン撮影で確認し、方針を検討すべきかと思われます。なお、通常は後方に生えてきた永久歯も舌の力によって、前方に押されて適切な位置へ移動していきますので、経過観察していくことも重要です。
(多田 伸一郎 / 歯科医師)

Q8

歯磨きを好きになる方法はありますか?

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4歳の娘が歯磨きを嫌がり、適当にしかしません。私が仕上げ磨きをしようとしても、逃げ回ってなかなか仕上げ磨きをさせてくれません。このままでは虫歯になりそうで心配です。歯磨きが好きになる方法はないものでしょうか?(坂井市、20歳代母親)

A8

4歳頃になると、自分のことは自分でやりたい時期ですね。仕上げ磨きをいやがる娘さんへ仕上げ磨きをすることは大変ですが、仕上げ磨きをしようと、思っていらっしゃるお母さんは素晴らしいです。

まず、4歳の娘さんの、仕上げ磨きをいやがる原因として、方法や道具などのこともありますが、他にいやがる原因があるのかもしれません。そこで、娘さんになぜ仕上げ磨きがいやなのかまた、歯磨きやお口の中のお話をしてみてはいかがでしょうか。痛いからイヤ、怖いからイヤなど、何かわかることがあると思います。その後、原因を取り除いて、優しく痛みのないように、歌をうたう、お人形や鏡を使う、場所を変えるなど工夫した仕上げ磨きをしてみましょう。また、お母さんの歯を磨かせてあげたりする歯みがきごっこなどで、毎日楽しい雰囲気を習慣にすることをお勧めします。

お母さんが心配されているむし歯のことは、4歳の娘さんが1人でむし歯予防の歯磨きをすることは不十分なため、保護者の仕上げ磨きが必要ですが、仕上げ磨きのことだけではなくおやつの内容や食べ方等の食生活にも気をつけるといいですね。仕上げ磨きは、親子のスキンシップの時間としてゆったりとした気持ちで磨き、今後お子さんのお口の中の健康だけでなく、家族みんなでお口の健康に取り組むこともとてもよいことだと思います。
(子育てマイスター・Mさん / 歯科衛生士)

Q9

歯科を嫌がる娘に治療を受けさせるには?

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小学1年生の娘が奥歯に虫歯があって、痛みが気になって食事も進まないのに、歯医者に行くのを嫌がります。これまで歯医者に行ったことがないので、何をされるのか不安なのかもしれません。スムーズに治療を受けさせるにはどうすればよいでしょうか?(大野市、30歳代母親)

A9

お子様は一度も歯科へかかった事がないのに嫌がるという事は、お友達や、もしかしたら周りの大人の人から良くないイメージを受け取っている可能性があります。今でも「言う事きかないと注射してもらうよ!」と言われる方がいらっしゃいます。何とか子供さんに治療を受けさせようというお気持ちはよく分かるのですが、このような言葉は禁句です。

幸い、実際に治療を受けて怖かったという経験はない状況ですので、できれば、受診される前にお子様の状況を歯科医院側に伝えておく事をお勧めします。私たち歯科医師も怖がっているお子様には慣れていますので、相応の対応をします。例えの流れとして、最初の時はお口の様子をみて、なぜ痛いかや、使用する器具の説明だけします。もし必要なら最小限の応急処置をします。2回目には削るドリルは付けずに、ただ機械をお口の中で動かしてみて音に慣れてもらいます。そして3回目に実際に少し治療してみる、といった感じです。勿論、お子様それぞれ反応は違うので、保護者の方も1回の処置で終わりにしたいとは思わずに、長い目でみていただくことが必要です。

一番大切なのは、歯科医師やスタッフと、お子様とのラポール(信頼関係)を築くことです。ご質問のお子様は小学1年生という事ですので、六歳臼歯(いちばん奥に出てくる大きな歯)や、いちばん前の永久歯の生えてくる大事な時期ですので、早めの受診をおすすめ致します。
(森 雅一 / 歯科医師)