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icon 赤ちゃんが生まれたら

赤ちゃんが生まれる前に、あらかじめ知っておきたいポイントをご紹介します。

>出生届 >出産・育児でもらえるお金 >乳児家庭全戸訪問事業 >養育支援訪問事業 >チャイルドシートの貸出し >新生児聴覚スクリーニング検査(きこえの検査) >月齢・年齢別子どもが遭いやすい事故 >子ども特有の主な病気

出産・育児でもらえるお金

出産は病気ではありませんので、基本的に医療保険の対象外ですが、さまざまな補助金があります。忘れずに申請しましょう。

出産育児一時金
出産をしたときは、医療保険から、子ども1人ごとに「出産育児一時金」が支給されます。支給額は、赤ちゃん1人につき50万円です。
出産育児一時金を健康保険から直接病院に支払う「直接支払制度」を導入している病院を利用すれば、産院には50万円を差し引いた金額を支払います。
直接支払制度を導入していない産院を利用する場合は、出産後に健康保険組合に申請してお金を受け取りましょう。

出産育児一時金の支給額・支払方法について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/shussan/index.html

 

児童手当
中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方に児童手当を支給しています。ただし前年(1月から5月までの月分の手当については前々年の所得)の所得が一定額以上の場合には、一律5,000円の支給となります。
※令和4年10月支給分から、高所得者への特例給付が廃止となります。詳しくはお住まいの市町にお問い合わせください。

児童の年齢 児童手当の額(一人あたり月額)
3歳未満 一律15,000円
3歳以上
小学校終了前
10,000円
(第3子以降は15,000円)
中学生 一律10,000円


原則として、毎年6月、10月、2月に、それぞれの前月分までの手当を支給します。

児童手当制度のご案内(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/shoushi/jidouteate/annai.html


育児休業給付金
育児休業給付金とは、従業員が育児休業中に申請することでもらえる給付金です。
雇用保険被保険者の方が1歳(一定の場合は1歳2カ月。さらに保育所等における保育の実施が行われないなどの場合は1歳6カ月または2歳)未満の方を養育するために、育児休業を取得した場合、一定の要件を満たすと支給を受けることができます。
受給資格は、育児休業を開始した日前2年間に被保険者期間が12か月以上必要となります。
なお、育児休業を開始した日前2年間に被保険者期間が12か月ない場合であっても、当該期間中に第1子の育児休業や本人の疾病等がある場合は、受給要件が緩和され、受給要件を満たす場合があります。

Q&A~育児休業給付~(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158500.html

市町別支援情報

月齢・年齢別子どもが遭いやすい事故
子どもの成長と共に、気を付けたい事故について紹介します。
 
【0~6か月】
親の不注意による事故が多い時期
布団等による窒息、ベッド、ソファ等からの転落、入浴時に溺れる、赤ちゃんに熱いお湯をかけてしまうなど
【7~12か月】
家庭内での事故が増える時期
たばこ、化粧品などの誤飲・窒息、家電や食品によるやけど、玄関や階段などからの転落、浴槽・洗濯機などで溺れるなど
【1~4歳】
活発に動き回る時期
ベランダや窓等から転落、浴槽・溝・池等で溺れる、家電や火遊びによるやけど、道路への飛び出しなど


<こんなことにも気をつけよう>
揺さぶられっ子症候群

乳児をあやすために、ゆっくり揺らす程度なら問題ありませんが、激しく揺さぶるようなことをすると、頭がい内出血などを起こし危険です。

乳幼児突然死症候群
元気で、特に病気もない乳幼児が、眠っている間に突然、はっきりした原因なく死亡する病気のことです。6ヶ月未満の乳児に多く認められます。うつ伏せ寝で起こりやすいといわれていますので仰向けで寝かせ、ときどき子どもをチェックしましょう。

子ども特有の主な病気
子どもは抵抗力が弱く病気になりやすいものです。病気のサインを早くに発見し、適切なケアをすることが大切です。

◆突発性湿疹
症状 急に39~40℃の高熱が出て、3~4日続きます。熱が下がると同時くらいにお腹や背中に大小不規則な赤い発疹が出ます。2~3日で消えます。
ホームケア 高熱時にけいれんを起こすこともありますので受診しましょう。水分を十分に与えてください。

◆喘息性気管支炎
症状 かぜがきっかけで起こるウイルス性の気管支炎です。多くは乳児期にかかり、のどがゼロゼロする病気です。
ホームケア 成長とともに体力がつくと自然に軽快します。からだを鍛えてあげることが大切です。

◆手足口病
症状 手のひら、足の裏、口の中の発疹と水泡が特徴です。発熱で始まる軽い病気で6~10日には自然に治ります。
ホームケア 感染者の鼻やのどの分泌物や便から感染します。手洗いの励行や汚れた衣類の洗濯を。

◆麻しん(はしか)
症状 麻しんウイルスによる急性熱性発疹症のウイルス感染症です。高熱で発症し、かぜのような症状や全身に発疹が出て7~8日で回復します。感染力が強い。
ホームケア 発症した時は必ず受診し安静と水分補給をしましょう。麻しんは予防が第一。予防接種を忘れずに。

◆水ぼうそう(水痘)
症状 水痘ウイルスによる感染力の強い感染症です。強いかゆみのある赤い米粒大の発疹が全身にあらわれ、水泡となりかさぶたとなる病気です。
ホームケア 発疹がかさぶたになるまでは安静にさせましょう。水疱を壊さないように!予防接種をお勧めします。

◆とびひ
症状 細菌が虫さされなどでできた傷に感染して化膿し、かゆみの強い水疱ができます。水疱が破れて広がる病気です。
ホームケア 早めに受診しましょう。感染力が強いので他の人に感染させないようにしましょう。

◆中耳炎
症状 かぜなどが原因で、鼓膜の内側の中耳で炎症が起きる状態をいいます。痛がって機嫌が悪く、熱が出ることもあります。
ホームケア 抗生物質を飲むことで治ります。医師の指示に従い、根気よく治しましょう。

◆RSウイルス感染症
症状 主に0歳と1歳の乳幼児が発症し、鼻汁、咳、38度以上の発熱が2~3日続いた後、肺炎や気管支炎を引き起こします。 生後3か月の以内の乳児、早産児、2歳以下で心臓、肺に基礎疾患がある、神経・筋疾患がある、免疫不全症のお子さんは重症化するリスクが高いといわれています。 ※年長児や成人では、通常、重症となることはあまりありませんが、他の方へ感染を広げることがありますので、0歳や1歳のお子さんがいるご家庭では、手洗いを徹底し、咳などの症状がある場合には、乳幼児と接する際に必ずマスクを着用しましょう!
ホームケア 小さなお子さんの場合には、早めに医療機関を受診しましょう。 また、咳エチケット(マスクを着用するまたは口と鼻をティッシュ等で覆う)をこころがけ、手洗いを徹底するなど、周囲の方へ感染が広がらないようにしましょう。