【子育てグループ ふくまむ通信④】クリスマスおんがくかいを開催！ 未就学児と音楽を楽しむには
親子で感動 感受性はぐくむ
福井のママ・パパと福井新聞社でつくる子育てグループふくまむは12月、未就学児向けの「０歳から楽しめるクリスマスおんがくかい」を同社・風の森ホールで開きました。サンタクロースやトナカイの衣装を来たお子さんもおり、親子約35組がにぎやかな雰囲気で美しい音色に耳を傾けました。
ご出演いただいたピアニストの加藤俊裕さん（仁愛女子短大非常勤講師、ＮＰＯ法人ふくい子どものための音楽教室講師）とソプラノの川﨑美砂子さん（同短大非常勤講師、合唱指導者）に、小さな子と音楽を楽しむ際のポイントをお聞きしました。
（ふくまむ事務局・黒川かおり）
小さな子も入場できるコンサートは、音楽に乗って歌ったり手をたたいたり、体を動かしたりしてもＯＫの場合が多いです。親御さんが「一緒に楽しもう！」という姿勢を見せましょう。５歳を過ぎたら、静かに聞く、周りの雰囲気に合わせることを少しずつ教えていけるといいですね。
大人が感動して「素敵」「いい音だね」と声に出すことで、子どもも「これが素敵なんだな」と感じ取り、感受性が育ちます。美しいものを美しいと感じる心の土台は幼い時期に培われます。ぜひ親子一緒にたくさんの音楽を楽しんでください。（加藤さん）
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歌うのはお好きですか？ もしかしたら「下手だから」と遠慮する親御さんもおられるかもしれませんね。でも、気にしなくてもいいんです。お子さんたちはママ・パパのやさしい声が大好き。日々の暮らしの中で歌ってあげることで、豊かな心や耳が育ちますよ。
今回のような音楽会では、アップテンポならお子さんを膝に乗せて揺らす、静かな曲は抱っこで…など、曲調に合わせて楽しんで。例えば「きらきら星変奏曲」は同じメロディが様々な音楽に変化します。大人も一緒に耳を澄まして、「この音だとどんな星かな」と想像を膨らませてみるのもいいですね。（川﨑さん）
● とりくみしょうかい～有限会社ダイケイ（坂井市）～
丸岡町竹田地区でデイサービス「山のいえ笑楽日（わらび）」や有料老人ホームなどを運営しています。笑楽日という名前は山菜のワラビになぞらえ、利用者さんや職員が笑って楽しく日々を過ごせるようにと付けました。50人のスタッフがおり、子育てや孫育て中でも働きやすいよう勤務時間を細かく調整。急な休みや早退にも対応できる体制を整えています。
社内研修には子連れでも参加できます（新型コロナウイルスの流行前は、土日祝日の出勤も子連れ可でした）。昨年から「目標設定シート」を導入するなど、やりがいを持って働ける仕組みづくりも進めています。今後も弊社の施設を、みんなが「自然と笑顔になれる場所」にしていきたいですね。
（お話を伺った方：代表取締役社長・大蔵富宏さん）
▶有限会社ダイケイホームページとりくみしょうかい～足羽神社（福井市）～
当社は御祭神としておまつりしている継体天皇が子沢山だったとされることから、子授け、子孫繁栄の神社としても知られています。戌の日の安産のお参りや初宮参り、七五三や合格祈願、そして結婚式などの人生儀礼を通して、多くの方の人生に寄り添っております。お参りを通して親子の絆を再認識したり、先祖代々の命のつながりに思いをはせたりしていただけたらうれしいですね。
わたしたち神職の仕事はみなさまにすがすがしくお参りいただける環境をつくり、神様が見守っていてくださると実感してもらうこと。日本では、地域ごとに氏神様がおられますので、ぜひ近くの神社にお参りされてから当社にもお越しいただければと思います。
（お話を伺った方：宮司・馬來田善敬さん）
ふくまむ通信とは・・・
福井のママ・パパと福井新聞社でつくる子育てグループ「ふくまむ」の活動内容、県内子育て世代の声、子育てを応援している企業さん・団体さんの取り組みを紹介します。
ふくまむは「ふくいの子育てを全力応援」をモットーに、子育て環境を良くするべく2016年から活動。育児関連の講座やおしゃべり会、美術芸術に触れるイベントなどを毎月実施しています。