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【子育てグループ ふくまむ通信⑦最終回】\県外出身者にも 子育てしやすい福井に/

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県外出身者にも 子育てしやすい福井に

県外出身者にとって、福井は子育てしやすい? 

アンケートでは「県外から引っ越してきて近くに頼れる親戚がいないが、自分の急病の際などに助けてくれる公的機関が少ないような…」「元々の知り合いがいないため、コミュニティに受け入れられていない気がする」などと不安を訴える声が届きました。

「困りごとへの対応を求めると、園や役所は祖父母ありきで話をしてくる」といった回答も見られました。

●寄せられたコメント●
  • ・地元が福井なら親兄弟の頼りがあるが、県外からの移住者には頼りになる施設、サービス、情報なども少ないように感じる。(福井市・30代・Rinsuzuさん)

  • ・わたしは福井県出身なので実家もあり、友人もおり、悩みも少なく子育てできています。でも、県外から嫁いできた知人は正直楽しくなさそうで、結局来年度から県外へ引っ越すらしいです。地元民以外は暮らしにくい、子育てしにくいと思います。(福井市・30代・ちゅーとさん)

  • ・県外から嫁いできて頼れるのが旦那しかいない。旦那の仕事が忙しいと一人で家事と育児をしないといけないので大変です。(坂井市・30代・山ちゃんさん)

 子育てアンケート

ふくまむ最終回グラフ

《アンケート概要》
調査期間:2022年8月3日~17日
対象:福井県内の子育て、孫育て世代
有効回答数:187件

【まとめ】
福井県はほかの都道府県と比べて、定住率、三世代同居や近居の割合がともに高いそう。地元出身者にとっては住みよい反面、つながりが強固で県外から来た人には馴染みづらい環境になっているのかもしれません。

子育てで困った時に頼れる施設や制度の周知・充実、転勤や移住で引っ越してきた人を受け入れる雰囲気の醸成と、官民両方の取り組みを推進したいところです。

(ふくまむ事務局・黒川かおり)

● とりくみしょうかい~子どもを育む巣箱 ときなる(福井市)~

ときなる

木の手触りは人の肌に近く、触れることで心が安定するそうです。子どもたちがたっぷり木で遊べる空間をつくり子育て世代を応援したいと、2018年に木育施設「ときなる」を開きました。

目指したのはこれまでどこにもなかった施設。五感すべてで美しいものに触れてもらうべく全体のデザインにこだわり、越前和紙や拭き漆など地元の伝統工芸も取り入れました。親子で一緒に楽しむことが大切だと考え、遊び方が無限にある木のおもちゃをそろえています。県産のスギを使った床の柔らかさもぜひ体感してほしいですね。

今月で5周年を迎え、月末まで記念イベントを実施しています。ぜひお子さん、お孫さんと遊びにいらしてください。

(お話を伺った方:CEO 出蔵美帆さん)

ときなるホームーページ

 

とりくみしょうかい~杉本育文化財団(福井市)~

杉本育文化財団

福井の方々の生活をより豊かにするお手伝いをしたいと、2021年に設立しました。活動の柱は▽食糧支援▽文化・芸術支援▽アーティスト支援─の3事業。文化や芸術を楽しむには生活基盤の安定が欠かせないと、大学生に新米、子ども食堂などに食料品を提供しています。寺院への法衣の寄付や画家の活動支援も。

財団の拠点となるギャラリーが年内完成予定で、絵画展示やトークイベント、子育て関連の事業などを実施したいと考えています。子どもを支援することは、福井の未来を支援すること。私自身3歳と0歳の子どもがいるので、子育て支援にもより力を入れたいですね。これからも福井の様子をつぶさにみながら、必要とされる活動を続けていきます。

(お話を伺った方:理事長 杉本育さん)

杉本育文化財団ホームページ


ふくまむ通信とは・・・
福井のママ・パパと福井新聞社でつくる子育てグループ「ふくまむ」の活動内容、県内子育て世代の声、子育てを応援している企業さん・団体さんの取り組みを紹介します。

ふくまむは「ふくいの子育てを全力応援」をモットーに、子育て環境を良くするべく2016年から活動。育児関連の講座やおしゃべり会、美術芸術に触れるイベントなどを毎月実施しています。

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