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【ふくまむフレンズ】震度7の経験から めんどくさがり屋ママの防災

防災3

取材ライター
ぷに|福井らへん子連れスポット

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2歳4歳と休みがほぼない夫と福井の北部に住んでいます。2024年の能登半島地震で震度7を経験しました。いつもはおでかけ記事を書いています。

「防災」って聞くと、なんとなく気が重いのは私だけでしょうか。

実際に子連れで被災して、「ちゃんと準備しておけば良かった」「こんなものが必要だった」と防災の大切さを痛感しました。

私のような〝めんどくさがり屋ママ〟にこそ伝えたい防災知識を3つご紹介します。

① ガソリンは残り半分になったら給油

自動車はもしもの時に携帯電話などの充電ができますし、冷暖房が効き、移動もできる安全な避難所になります。

ただ、被災後はどこのガソリンスタンドも大行列です。

今、車のガソリンはどれくらい残っていますか? 早めの給油も立派な備えの一つです。

② ローリングストックが一番ラク!

防災1

防災セットを作って、期限切れたら捨てる…というのは大変ですし、もったいないです。

私が震災後に実践しているのは、普段使うものを多めにストックしておくこと。1番ラクで、普段の生活でも役立ちます。

【我が家のローリングストック 】
・ペットボトル飲料(我が家は水・麦茶・野菜ジュース)
・ビニール袋
・使い捨て手袋
・サランラップ
・わり箸、紙皿、プラスチックスプーン
・ウェットティッシュ
・オムツ
・消毒液
・子ども用レトルト食品
・子どもも食べられる缶詰(果物・てりやきなど)
・生理用品
 
③ “子連れ避難所生活 ”への備えを

防災2

子どもたちを連れて避難所生活をした友人の話を聞きました。避難所には最低限の水・非常食・液体ミルク・生理用品などはあるそうですが、幼児が食べられるものはすごく少ないとのこと。

子どもが普段食べている「ふりかけ」「離乳食」「お菓子」などを避難の際に持ち出せるよう、日ごろから用意しておきましょう。

また、知らない人との共同生活は、不安も大きいですよね。ホイッスルは何かあったときに助けを求めるだけでなく、首からかけておくだけで犯罪の抑止効果もあるそうです。大切な家族の安全を守るため、家族の人数分準備しておくのをおすすめします。

* * *

災害は、明日起こるかもしれません。面倒だなと思うこともありますが、大切な家族を守るためにみんなで防災に取り組めるといいですね。

万が一の際に、被害が少しでも抑えられることを願っています。

今年度の「ふく育」サイトでは、福井新聞社の子育て応援プロジェクト「ふくまむ」の仲間たち「ふくまむフレンズ」による子育て特集記事をお届けします。どうぞお楽しみに!
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