【たっちいパパの子育て塾】雪の日　電車やバス利用

▲電車に乗ってお出かけ。旅気分を味わいながら公共のマナーを学べるいい機会です

公共マナー学ぶ機会に

大量に積もった雪かきに追われ、体のあちこちが筋肉痛になった方も多かったのではないでしょうか？　その一方で、子どもたちは「雪が積もった～！」と空からのプレゼントに大喜び。雪合戦にそり、雪だるま作りと存分に雪遊びを楽しめました。遊ぶには楽しい雪ですが、一方で車での外出ができない期間もありました。出ても渋滞で、子どもたちはぐったりってことも。

そんな雪の日は、電車など公共交通機関で移動してみましょう！　運転席からの景色や運転士の様子を喜ぶ子も多いはずです。大人にとっても、いつもと異なる雰囲気や景色を子どもと楽しめて、ちょっとした旅行気分を高めることができます。
 

普段の日よりもリスクが高まる雪道での自動車の運転を避けることにつながりますし、降雪で狭くなった駐車スペースを探す手間も省けます。車での外出が減ること自体が、渋滞を減らすことになるなどメリットはたくさんあります。
 

また、公共交通機関の利用は、子どもが公共の場でのマナーやルールを学ぶいい機会にもなります。会話の声の大きさに気を配るなど、他の方に迷惑をかけない行動を身につけるチャンス。「乗り物が動いている時は席を立たない」などのルールを知り、安全について考え学ぶこともできます。
 

一世帯あたりの車の保有台数が日本トップクラスの福井県。移動手段のメインは自家用車ですよね。しかし、いつもとは違う、電車やバスでのお出かけは、子どもが楽しみながら学べる「学習の場」にもなるのです。おすすめですよ。
 

土曜日や日曜日、祝日には、乗り放題などお得なフリーきっぷを発売する乗り物もありますので、お休みの日にぴったり。路線や時刻表とともに、鉄道会社やバス会社のホームページを見て探してみるのも楽しいですね。
 

まだまだ寒い日が続き、これからも積雪によってピンチになることがあるかもしれません。でもその中でも子どもと一緒に冬を楽しむチャンスを見つけて、少しずつ近づいてくる春の訪れを待ちたいですね！

（坂井市・ＮＰＯ法人おっとふぁーざー代表理事／舘直宏）