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【もっとふく育県④】家事の救世主!生活支援を利用してみました|すみずみ子育てサポート事業

もっとふく育県①

「もっとふく育県」では、より良い子育て環境の実現を目指して活動している県内の団体や取り組みにスポットを当てて、活動の中身や思いを探ります。第4回目は、すみずみ子育てサポート事業を利用して、生活支援サービスを利用したときの様子をレポートします。 

取材ライター:虎尾ありあ

坂井市在住のフリーライター/3歳・5歳の2児の母。「福井の子育てをさらに良くしたい」とやりがいや使命感を持ち、多方面で活躍している方の想いを届けていきます。思いに共感したり、活動に興味を持ったりした方はぜひアクションを起こしていただけるとうれしいです。
 

「すみずみ子育てサポート事業とは? 」

もっとふく育県②

すみずみ子育てサポート事業とは、小学校就学前までの児童を養育する家庭と第一子を出産予定の妊婦が対象の福井県の子育て支援サービスです。サポートの内容は、①一時預かり、②保育所・幼稚園などへの送迎、③生活支援(食事の用意、買い物、洗濯、掃除など)で、子育て中の経済的や精神的負担の軽減が目的とされています。

利用には事前の申し込みや簡単な手続きが必要です。また、料金はサポート内容によって異なります。県から子どもの人数に応じて補助(350~700円)があります。料金の詳細やサポート内容は下記のページからまとめて見ることができるので参考にしてください。
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kodomo/sumizumi.html

問い合わせ~利用開始までの流れ

もっとふく育県④

今回は坂井市のすみずみ子育てサポート事業実施事業所である「坂井市シルバー人材センター」の生活支援サービスを利用しました。問い合わせから利用開始までの流れを簡単に説明します。

問い合わせ

坂井市シルバー人材センターに電話で問い合わせをしました。すみずみ子育てサポートをお願いしたいことを伝えると、希望の支援内容や住まい・期間・日時のヒアリングがあります。条件に合った会員さんをマッチングしてくださるとのことで、後日連絡をいただくことになりました。

窓口で手続きをしに来た方との世間話の中から相談が始まることもあります。
 

契約

1日後にすぐ「担当してくださる方が決まった」と連絡がありました。我が家の場合は、毎週月曜日に1時間訪問して、洗濯物の片付けや掃除をお願いすることに決まりました。

契約書は郵送で届き、必要事項を記入して投函します。こちらの都合で初回の日時調整ができなかったため、スタートは2週間後でしたが、スムーズに調整ができれば次の週からでもお願いできる様子でした。

料金は1カ月分の費用をまとめた支払い用紙が届いて、コンビニで支払うそうです。

 

利用開始

当日は子どもが園を休んでいて家の中がバタバタしていましたが、担当の女性の方が娘にも優しく声をかけてくださったのでとても安心しました。

洗濯物を畳んで、トイレ掃除をして、リビングの掃除機をかけていただき初日は終了しました。溜まりがちだった洗濯物を畳んでもらって気持ちがスッキリしましたし、汚れている箇所に気づいて掃除機をかけてくださったので大変助かりました。

感想

もっとふく育県⑤
 

すみずみ子育てサポート事業のことは知っていましたが、「自分なんかが利用してもいいのかな?そこまで真剣に困っているわけではないよな?」と否定的な思いが先行して、なかなか利用に踏み切れませんでした。

福井県は家事支援サービスの利用があまり一般的ではなく、そのせいもあって躊躇していましたが利用してみて本当によかったです。県の補助があり、1回のランチ代程度の費用で1カ月(毎週1回1時間)お願いできるのも大変ありがたいです。

すみずみ子育てサポート事業は家族にとっても自分にとっても利用するメリットが大きいサービスだと思います。ぜひ、お近くの実施施設に問い合わせてみてください。

実施施設一覧はこちらから(PDF)

ライターのコメント

わたしは家事の中でも特に洗濯物をたたむのが苦手で、溜まった洗濯物を見ては「早くやらなきゃ」と自分を責めるような気持ちを抱いていました。サポートを利用して、きれいに畳まれた衣類を見て気持ちが軽くなりましたし、今後は洗濯物のことを考えなくてよくなると思うと仕事にも育児にもより前向きに取り組めそうです。