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【もっとふく育県⑩】育児は推し活!?撮って楽しむ子育てのススメ|おひるねアート

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今回のテーマは「撮って楽しむ子育てのススメ」。「我が子は世界一の推し」を合言葉に、福井県内で毎週撮影会を実施しているおひるねアート・おすわりアート認定講師の堀江さんに、推し活のように育児を楽しむコツを聞きました。

取材ライター:虎尾ありあ
坂井市在住のフリーライター/3歳・5歳の2児の母。「福井の子育てをさらに良くしたい」とやりがいや使命感を持ち、多方面で活躍している方の想いを届けていきます。思いに共感したり、活動に興味を持ったりした方はぜひアクションを起こしていただけるとうれしいです。

「おひるねアート」はハイクオリティ&お手軽な撮影会

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▲みつばちをイメージしたおすわりアート

おひるねアート・おすわりアートは赤ちゃんや小さい子ども向けの撮影会で、参加者は上の画像のような写真が撮れます。赤ちゃんの背景や壁側に装飾をしたセットが準備されていて、参加者は思い出に残るアート写真が撮れます。

基本的に撮影をするのは子どもの母親または父親で、持参したスマートフォンやカメラで写真を撮ります。参加費は1回500円〜3500円程度とスタジオ撮影と比べてかなりお手頃です。

写真のセットのデザインは堀江さんのオリジナルで、季節やイベントに合わせて毎月異なります。背景や小物は手作りで、自宅ではとても準備できないようなクオリティが高くてかわいい世界観に惹き込まれます。

「見えないところや、写真に写らないところも丁寧に作っています。セットを目にしたお母さんがテンションが上がっていく様子を見るのが毎回楽しみです」(以下「」内は堀江さん)

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▲ハイハイレースの様子

撮影会だけでなく、ほかの事業者とコラボして「足形アート」や「ハイハイレース」も開催されています。参加者のリクエストに応えた「1歳のお誕生日会」も人気のイベントです。

おひるねアート・おすわりアートの楽しみ方3選

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▲梅雨シーズンのおひるねアート

県内で毎週撮影会を開催している堀江さんに撮影会の楽しみ方を聞きました。手軽にハイクオリティな写真が撮れるおひるねアート・おすわりアートならではの楽しみ方を伝授してもらいます。

マンスリーフォトで我が子の成長を愛でる

おひるねアート・おすわりアートは金額も手ごろなので、100日詣りやハーフバースデーや七五三などの特別な記念日以外でも気軽に参加できるのがメリットです。マンスリーフォトとして、毎月参加している人も多いそうです。セットにいる我が子をカメラ越しに見ると、新しい発見があって成長をより楽しめるといいます。

「0歳から1歳の時期は毎月変化が感じられると思います。はじめはぼんやりしてほとんど寝ているような状態だった赤ちゃんが、数カ月で表情が出てにこっと笑うようになり、しばらくすると寝返りをするようになって、ずりばいをして、ハイハイをして、お座りをして、というように成長していきます。

撮影会では家で過ごしているときとは違った目線で赤ちゃんを見ることになるので、『こんな表情をするんだ』『この角度が最高にかわいい』など、新しい発見があると思います。撮影する親側も赤ちゃんが動くようになると撮り方がどんどん変わっていくので、『どうやったら上手く撮れるかな』と試行錯誤するのも思い出に残りますよ」

お祝いでもらった服を写真に残す

出産祝いでもらったおでかけ用の服や、100日詣りのために用意した袴・着物などの特別な衣装は普段の生活ではなかなか着る機会がありません。そこでオススメなのが、お祝いでもらった服やイベント用の服で撮影会に参加して写真に残す作戦です。

「特別な服は着る機会が少なくて、ほとんど着ないままサイズアウトしてしまうこともしばしばですよね。自宅や屋外で記念の写真を撮ろうと思ってもなかなか思ったように撮影できないこともあります。

おひるねアート・おすわりアートなら特別感がある写真が簡単に撮れますし、そこで撮った写真をお祝いをくれた相手に見せると『大切に着てくれているんだな』と喜んでもらえます。赤ちゃんの時期しか使わないおしゃぶりやおもちゃを持って撮影して写真に残しておくのもオススメです」

成長後に見返してしっぽり楽しむ

しっかりおしゃべりができるようになったころに、0歳や1歳のときに撮った写真を本人と見返すのも楽しみ方の一つです。堀江さんは自身のエピソードを交えて教えてくれました。

「娘は人見知りな性格で、当時の写真には泣き顔で写っている写真がたくさん。5歳になった娘と当時の写真を見返していたら『この大泣きしている赤ちゃんは誰?』と彼女がわたしに聞いてきたんです。『この赤ちゃんは〇〇ちゃんだよ、ママと離れるのがさみしくて泣いているみたい』と答えたら『ママのこと大好きだからね』と言ってくれて。それを聞いたら、なつかしさとうれしさで涙が出ました。

泣き顔の写真しか撮れなくてショックを感じていましたが、今となっては大変な思いをしたのもいい思い出です。今もその時の会話と写真が宝物になっています」

おひるねアート・おすわりアートの楽しみ方3選

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▲お正月シーズンのおすわりアート

「我が子は世界一の推し!」を掲げる堀江さんに、育児を推し活のように楽しむコツを聞きました。

「赤ちゃんはみんな平等にかわいいですが、誰しも『やっぱり自分の子どもが一番』と思っているのではないでしょうか。撮影を通して赤ちゃんと普段とは違うコミュニケーションを取ったり、新たな発見をしたり、『今日も最高にかわいい!』と再認識してもらうのが撮影会を開催する目的の一つです。

自然とほかのお母さんとお互いに褒め合うシーンも多く、お互いの推しを愛で合うような感覚で会が一層盛り上がります。撮影会の最中は、かわいいをみんなで連発していますね。もちろんパパの参加も大歓迎。土日にも開催しているので、家族全員の思い出を作りに来てもらえるとうれしいです。

赤ちゃんは常にかわいいを更新しています。一瞬一瞬をカメラに収め、撮影時のエピソードとともに記憶と記録に残しながら育児を楽しんでくださいね」

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■堀江さんプロフィール
おひるねアート・おすわりアート協会の認定講師。福井市を中心に、鯖江市、越前市、坂井市などで月に5回〜10回(週に1回以上)イベントを開催しています。撮影会やイベントの開催情報は堀江さんのInstagramから確認できます。
[福井県福井市]おひるねアート/おすわりアート🍀堀江 ゆきこ @ohiruneart_s.365