【ふくまむフレンズ】ママのストレス 小さく逃がそう 自分に合った対処法を見つけて

取材ライター
ふくまむフレンズ 公認心理師 やしろ恵利
お母さんなのに…いえいえ、お母さんだからこそ溜まるストレス。
みなさんは何かいい解消方法を持っていますか?
子育て中って、ストレスが溜まりやすいものです。子どものことだけでなく、家族のこと、仕事のこと。やることがたくさんあって、自分のことは後回しになりがち。「まだ頑張れる」「弱音を吐いちゃいけない」なんて思っているうちに、気がつけば心も身体もパンパンになっていること、ありますよね。
うちの娘は大学生と高校生になりました。もちろん、小さいころのてんてこ舞いに比べるとずいぶん楽になったように感じますが、すっかり手放しかというと…、その時期に合った大変さがあるものです。
「私たちのせいにしないで」「お母さんが勝手にそう思っているだけ」。大きくなると口が達者になり、落ち込むことや、すべてを投げ出したくなるようなことを言われることも。
私はストレスを感じると、頭痛やめまいが出ます。同じタイプの方は、「少し休んだほうがいいよ」と、身体が教えてくれているのかもしれませんね。何も考えたくなくなったり、投げやりになったりしている時は、「気持ちを休めたい」という心のサインなのだと思います。

では、ストレスを上手に対処するには、どうしたらいいのでしょう?
「自分の時間をつくる」
「子どもを預ける」
「好きなことをする」
もちろん、どれも大切です。ただ、そんな時間すら簡単には取れないこともありますよね。
そこで私がおすすめしたいのは、ストレスを“小さく逃がす”こと。
心理学では、ストレスへの対処を「コーピング」といいます。
大切なのは、ストレスをなくすことではなく、自分に合った対処法をいくつか持っておくこと。
例えば、「今日はちょっとしんどい」と感じたら、食事づくりを〝手抜き〟する(手抜きというと聞こえが良くないですが、それも大事な戦略です)。それから、家事を一つ「明日でいい」と手放す。子どもにイライラしたら、トイレや別の部屋に行って深呼吸する。

そして、もう一つ大切なのが、「今の私は何に疲れているんだろう?」と自分に問いかけること。
身体が疲れているのか。
人との関わりに疲れているのか。
「ちゃんとしなきゃ」という気持ちに疲れているのか。
なんとなくでも原因がわかると、休み方も変わってきます。
毎日すでに頑張っているのですから、「あれもこれもやらなくちゃ」と肩に力が入っている時こそ、「今日はここまででいい」と、自分に言ってあげてください。お母さんだって、疲れます。イライラすることもあります。何もしたくない日があってもいい。
子どもを大切にするためにも、まずは自身の「しんどい」に気づいてあげること。自分を休ませることは、決して甘えではありません。“小さく逃がす”こと、頭の隅に落ちてみてくださいね。
今日も、頑張っているお母さんへ。「えいえいおー」です。
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